実歴─新築マンション購入リアルタイム日記

マンション購入後はポイント日記

米国大統領はつらいよ

トランプ大統領退院の報を受けて、今朝も続伸。トータルの評価損益がプラスに戻った。
もちろん、トランプさん、本調子ではないのだろうが、米国民を安心させ、株価を下げないために、車内からアピールしたり、相当大変な思いをされていると思う。

思い起こせば1992年1/8にジョージ・ブッシュ大統領(パパブッシュ)が来日され、宮沢首相の歓迎パーティに出席際中に、インフルエンザで倒れた事件があった。当時、晩さん会はテレビ生中継されていて、ジョージが倒れるやいなや、大統領付きのSPが、テーブルをひらりと飛び越えて大統領のもとに駆け寄った瞬間は忘れられない「SP、いい仕事してるわ」。

そのあと、すかさず、大統領ご本人がちょっとしたジョークを言ったり、さらにバーバラ夫人が、気の利いたスピーチをしたりして、アメリカではこんなときにもジョーク言わないとダメなんだな、とその大変さに感心した。

そして、もう一つ。件のSPたちであるが、もう一人が、何とテーブルの上に仁王立ちになって辺りを睨みつけている時間がしばらくあった、当時はこれについてはさすがに、「まあ、狙撃者を警戒しているのだろうけれど、ちょっとルードだな」と、思っていたのだが、最近、「日本記者クラブ取材ノート」の記事を読んで、そのSPの仁王立ちは、宮澤首相直々の指示だった言うことを知った。大統領本人の倒れた姿が生中継のテレビ画像に映らないよう即座に、SPに、テーブルに乗るよう指示を出したのだそうだ。

何というワールドワイドな機転。
喜一ちゃんのこの手の逸話は他にもあり、例えばフジモリ大統領に「あんまし米国と人権問題でケンカすんな。潰されっぞ」と電話で直々に指示したとか。あの顔だけ見るとそんなことを言うとは全く見えないので、さすがとしか言いようがない。