Ｉ金属（創業1935）に電話してＭ部長さんから大変丁寧な説明をいただいた。話は二つあり、
１）株券について
もし、紙の株券が家に残っていれば、名義変更の手続きを行う。その後、経営者一族に譲渡（時価40円程度で買い取り）していただいても良い。
もし、紙の株券が見つからない場合は、昔であれば裁判所で除権手続き等が必要であったが最近は、紛失届と再発行手続きで良い。しかし一年程度かかる。
しかし、現在、会社で来期をめどに「株券不発行会社化」を行う方向でＲ社長が検討中なので、それを待っていただければ手続きはさらに簡単になる。どちらにしても一年程度かかる。
配当金についても、差支えなければその時期まで待って欲しい。
２）火災保険について
東京海上日動にR3.9.29期日で、保険金1540＋770の火災と地震保険に入っている（保険料は一括支払い済）。これについて、現在、保険会社に問い合わせ中で、おそらく手続き書類が来るのでそちらに送付したい。
株券は経営者一族で買い取っても良いと言う話が出た際、「父の供養のため、逆にいくらか買わせていただいても良いのですが」、と尋ねてみた。M部長さん曰く、昨今は、社員に広く株を所有させると言う風潮ではなく経営者側に集中させるらしい。少なくとも株を買い増しする話はなさそうである。
連絡用にメールアドレスを効いたら後ろの方で「おーい、あれ、メールアドレスって何だっけ？」と言う会話が聞こえた。地方の中小企業はそういう感じなのだ。
もう一つ、最初、八時半過ぎに電話したところ、Ｍ部長さんは九時頃に来て四時頃まで居られる、と言われた。嘱託なのか、それとも役員はそれくらいの勤務なのか。
