皮肉めいたタイトルだがそれほど皮肉っているわけではない。DIAMOND ONLINEの記事で、
と言うのがあった。骨子は、
- つみたてNISAは、...金融庁が選定した運用商品に対象が限定されていること、
- 対面営業型の金融機関が店頭で売るような手数料の高い商品の大半が除外されているので、「失敗しにくい投資の制度」
- 投資を覚えるついでに資産形成ができる「良心的な投資教育教材」
- つみたてNISAが新たに創設された理由は、...一般NISAを使った金融機関の営業ぶりが、手数料稼ぎに走った悪辣なものだったからだろう
- また、毎月分配型投信...に代表されるような、1年に1%以上もの高い手数料を高齢者から巻き上げる悪徳商品に引っ掛かるのは、預金に滞留するよりもさらに悪い
- つみたてNISA...はノーロード(販売手数料ゼロ)なのだから、確定拠出年金でいうスイッチングを1年に1度程度認めてもいいのでは
とまあ、大変分かりやすい記事である。特に「金融機関の営業ぶりが、手数料稼ぎに走った悪辣なもの」はよくぞ言い切ったものだ。
しかし、しかしである。この人、山崎さんは、最初から名乗って書いた署名記事であるから一応許せるものの、やはりそうは言っても、そもそも楽天の人なのだ。こういう記事を書くために給料(or 報酬)を貰っているわけで、その分の仕事をしているわけだ。